建築士として働くためには、試験を受けて資格を取得しなくてはなりません。木造、1級、2級など試験や資格もいくつかあります。木造の場合には、木造の建物を扱うことができます。1階や2階建てで、延べ面積300平方メートル以下の木造建築物の設計や工事監理を行います。2級の場合は、延べ面積500平方メートル以下の建築物の設計、工事監理などを行います。1級になると、あらゆる建物の設計を行うことができますので、生計を立てたいのであれば、ぜひとも取得しておきたい資格です。1級の試験はかなり難易度も高いので、相当な勉強期間が必要となってきます。これらの資格は建物の構造などの複雑な計算を行うため、数学や物理などの理数系の能力が求められます。また、デザインセンスや創造性も必要ですので、普段から良い音楽を聴いたり、美術館へ足を運ぶなどして、感性を磨いていくことも大切です。依頼主さんとのやり取りも多くなりますので、コミュニケーション能力も必要です。
